| 2003年10月08日 |
| 高圧ガス工場の事故「昨年最多の278件」経産省調べ |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
経産省は8日、最近の産業事故発生状況についての概況をまとめ、同日開催された「3省連絡会議」に同省関係分として、要旨以下の通り報告した。 【電気事業法関係】発電所・変電所などで発生する電気火災、感電等による死傷事故は、年間60件前後となっている。これに工場やビル等で起こった電気作業中の過失、ミスによる事故を加えると、件数は年間約200件となる。 【ガス事業法関係】報告対象となる一般ガス事業者(229社)の間で発生する事故は、1993年から2003年8月までに28件をかぞえている。年間3件前後でほぼ横ばい。死亡事故は94年以降発生していない。事故の特徴を93年以降でみると、「ガス工作物の不備」が9件、「ガス工作物の誤操作」が6件と全体の約半分を占める。爆発火災を伴った事故は5件発生している。 【火薬類取締法関係】火薬類の事故発生件数は、1955年の531件をピークに、85年には51件と約10分の1に減少。法改正や技術基準の強化によるとみられる。しかしこのところでも年間30〜40件発生している。2003年の発生件数は24件だった。内訳は産業用火薬製造中の事故が1件、煙火製造中1件、煙火消費中17件など。 【高圧ガス保安法関係】事故発生件数は1973年の136件をピークに着実に減少し、下げ止まりの傾向にあった。しかし2000年以降増加に転じ、01年190件、02年は278件と過去最高の発生件数となった。最近5年間の事故を原因別に分析すると、設備の劣化・腐食、点検不良など、維持管理不良に関するものが137件(26.0%)、誤操作、認知確認ミス等の運転・工事に関わるミスによるものが204件(38.7%)と全体の64.7%を占めている。 |