2003年11月11日
塩ビ業界の商慣行改善「むしろ後退」経産省調べ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 経産省化学課は11日、塩ビ樹脂の商慣行に関する実態調査結果を発表した。樹脂メーカー7社、ユーザー21社を対象(全社回答)に、「価格決定方式」の実態についてアンケート調査した。
 
 この結果、価格決定方法のうち「先決め」の割合は、件数、数量とも前回発表(2002年9月)を下回り、逆に「半期中決め」「事後値決め」が増加するなど、業界最大の課題とされてきた「商慣行の改善」は進むどころか、むしろ後退している実態が明らかとなった。

 同アンケートでは、先決めに移行できない理由も聞いたが「同業他社と比較して不利な条件を押しつけられる」「ユーザーが理解してくれない」などの回答が大半だった。
 
 これについて、真鍋化学課長は「経済状況の悪化なども原因と考えられるが、実態をよく聞いたうえで改善を促していく必要がある」と語った。調査結果の主な内容は次の通り。
 
【メーカー7社・件数ベース構成比】(カッコ内は昨年の回答) 
・先決め 87.4%(88.2%)
・四半期中決め 1.7%(2.3%)
・半期中決め 8.4%(7.7%)
・事後値決め 2.4%(1.8%)

【メーカー7社・数量ベース構成比】
・先決め 36.9%(45.3%)
・四半期中期決め 12.0%(20.5%)
・半期中決め 41.2%(22.6%)
・事後値決め 9.9%(11.6%)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/031111keisan.tif