| 2003年11月26日 |
| 経産省「低濃度PCB汚染物質対策検討委員会」設置 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
PCBを使用していないはずの変圧器などの重電機器の中から、2〜5ppmという微量のPCBが検出された問題で、経産省環境指導室は26日、新たに専門家による検討委員会を設置し、原因究明に本腰を入れることを決めた。 微量PCBの検出は、これまでに絶縁油メーカー19社中15社、機器メーカー25社中19社から報告されている。社団法人・日本電機工業会と関連メーカー18社が調査を行ってきたが、原因はつかめていない。検出された重電機器類は1989年以前に製造されており、製造のさいに使用した絶縁油のルートがはっきりしないなどもあって、汚染範囲の特定が困難な事情もあるようだ。 検出されたPCBは、いずれも濃度が2〜5ppmと微量な上、密閉された状態にあるため、健康への影響はない。 同省では、新たに「低濃度PCB汚染物対策検討委員会」を発足させ、原因の究明と今後の処理方針を検討していくことにした。委員会メンバーは、早稲田大学理工学部の永田勝也教授ら8氏。早ければ年内にも第1回会合を開く。 <低濃度PCB汚染物対策検討委員会委員の顔ぶれ> ◇酒井 伸一(国立環境研究所循環型社会形成推進・廃棄物研究センター長) ◇崎田 裕子(環境カウンセラー) ◇高橋 秀夫(日本経団連環境・技術本部長) ◇竹内 憲司(神戸大学大学院経済学研究科助教授) ◇永田 勝也(早稲田大学理工学部機械工学科教授) ◇宮崎 章 (産業技術総合研究所つくばセンター西事業所管理監) ◇森田 昌敏(国立環境研究所地域環境研究グループ統括研究官) ◇嵐 一夫(兵庫県健康生活部環境局環境整備課長) |