2003年12月03日
ポリオレフィンフィルムの出荷、9月は前年の微増に
PE製品がともに再び前年を上回る、PP製品は不振続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合

 日本ポリオレフィンフィルム工業組合が集計したところによると、同組合加盟のポリオレフィンフィルムメーカーの9月の総出荷数量は7万8,627tとなった。前年同月の実績を0.9%上回っている。8月は2.1%減となったが、9月はわずかとは言え再び前年を上回った。これは、PPインフレーションフィルム(IPP)こそ7.2%減と依然マイナス成長が続いているものの、ポリエチレン製品がいずれも再び前年超えとなったことによるもの。
 
 もっとも、LDPE製フィルムの伸び率は0.5%と小さい。この中では産業用が4.2%増と順調な伸びを遂げている点が注目される。
 一方のHDPE製フィルムの伸張率は2.3%で、同フィルムにしては高い伸び率となった。この場合も産業用が6.9%増と高水準の成長となっている点が目を引く。反面、レジ袋用は0.8%減とマイナス成長が続いている。安価な輸入品の増大によるものと見られる。
 
 こうした結果、1月から9月までの出荷の累計は67万2,904tとなった。前年同期の横並びである。LDPEフィルムは1.0%増となったが、HDPEフィルムが1.2%、IPPが8.4%それぞれ減少したためトータルが前年同期を上回るにいたらなかった。ただし、産業用はLDPEフィルムが1.9%、HDPEフィルムが3.3%それぞれ前年を上回っている。注目のHDPEのレジ袋用は4.1%減となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03C02000.tif