| 2003年12月18日 |
| 簡明技術推進機構、PORT賞に東京ガス・大塚製薬と元島岐阜大教授、19日に贈賞式 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
最近の技術が複雑難解になりつつある傾向に対して簡明な技術の推進を提唱する簡明技術推進機構(PORT、柳田博明会長)は、東京ガスと大塚製薬の共同による「13Cを利用したヘリコバスター・ピロリ菌診断薬開発」と岐阜大学の元島栖ニ教授による「カーボンマイクロコイル(CMC)の研究開発」の2件にことしのPORT賞を贈ることにきめた。 19日午後3時から簡明技術推進機構事務所(東京都千代田区神田美土代町11-7、神田美土代ビル5階、TEL/03-5288-5524)で、贈賞式を行い、受賞者が発表会を開く。問い合わせは同事務局へ。 ヘリコバスター・ピロリ菌診断薬は東京ガスが都市ガス原料の液化天然ガス(LNG)に含まれるC13メタンを分離して濃縮する技術を実用化、2000年5月から生産を始めた。子会社の東京ガスケミカルが胃かいよう診断薬の原料に加工して大塚製薬に供給。大塚製薬はこの原料からC13尿素を医薬品として合成、ピロリ菌検出薬をつくった。糖尿病や脳疾患などを調べる診断薬としての使用も見込まれている。 カーボンマイクロコイルは、これを活用して電磁波吸収材、触覚センサー、マイクロアンテナ、化粧品などの用途開発を進めようとするもの。単一素材で幅広い用途開発の可能性を持つ新素材として注目を集めている。カーボンマイクロコイルは石灰石から生成されるアセチレンガスからつくられ、セラミックスと同じ無機材料である。 |