2001年11月21日
センター筋、4Qのナフサ価格を2万100円と想定
誘導品の価格との間になおかなりの乖離
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンターの多くは、ここにきて、今年10~12月期の石油化学用ナフサの平均価格が1キロリットル当たり2万100円ていどになるのではないかとの見方を強めている。一時は2万700円と予想する向きが大半を占め、ついで今月はじめ頃には2万500円に下方修正するところが相次いでいたが、最近になってさらに予想を引き下げるところが増えてきているもの。
 
 こうした見方は、先週から今週にかけての国際スポット相場が急速に下がってきたことに伴って12月下旬に日本に到着するナフサ価格があるていど下降する見通しになってきたのと、もう一つは、先物契約を結んできたトレーダーの中に国内のナフサ需要の予想以上の縮小に浮き足立って手持ちナフサを安値で放出するところが出始めたことも視野に入れてのもの。
 現在は、多くのセンターが同期の輸入通関価格の平均を同1万8,100円と想定している。7~9月期の輸入価格の平均は同2万1,600円であったが、今期はそれを同1,500円下回ることになるとの見方である。
 
 しかし、現在の主要誘導品の価格の多くは、輸入ナフサ価格で言えば1万6,000円、国産ナフサ価格(輸入ナフサの炉前価格も同じ)では1万8,000円がらみのところにとどまっている。したがって4Qのナフサ価格がセンター筋の予想通りのところまで下がってもなおかなりの逆ざやが残るということになる。