2004年01月07日
日本ライナーがLED使用の拡散型照明ユニット
照度が向上、ソーラーとの組み合わせも
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 日本ペイントの関係会社である日本ライナー(水垣章社長、本社・東京都港区、TEL/03-5419-9685)は、標式・サイン看板などの内照光源や歩道・街路灯などに使う省エネルギー型で光束を拡散したLED(発光ダイオード)照明ユニットの開発に成功、このほど販売を開始した。

 同ユニットは15×15センチ×厚さ4センチ(価格1万〜1万5,000円)で2005年度で10億円の売り上げを見込んでいる。ポリカーボネートの筒5本の内側を特殊樹脂でコーティングすることにより360度の広角にムラなく発光する仕様で、LEDの発する光を均一に拡散させ、光学特性を高めている。

 自動販売機の照明光源、エクステリア照明、船舶・冷蔵庫の照明、建築照明、キャンプ用ランタン、非常用光源などの分野も開拓したいとしている。

 特長は(1)光拡散方式で均一な高い照度を実現した(2)高効率化による光源としての節電(蛍光灯の10分の1)とソーラーとの組み合わせ(3)蛍光灯と異なる波長で虫などが寄ってこない(4)低温(マイナス20度Cまで)に強く低温環境での使用が可能(5)ユニット化で照度や大きさのバリエーションが自由など。米国とカナダでも特許を取得した。

 道路標式やサインの内照光源はこれまで蛍光灯が使われているが、経年での明かりのムラや照明度の低下があり、改良が求められていた。また、メンテナンスについても道路規制や高所作業での危険があった。

 同社のLED照明ユニットは長い年月にわたって照度を維持でき、メンテナンスもフリーになる。ユニットの組み合わせにより、さまざまな大きさや照度が得られるとしている。市場の要求によって、将来はユニットの大きさを多様化する方針。