2004年01月13日
パソコン、通信などの電源にバイコー日本が新製品
在来品に比べ大きさ5分の1で実装型、半値に
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 直流電源を交流に変換する装置を従来型の5分の1に小型化し、価格も半値以下になるという画期的な新電源製品が、今年10月から販売されることになった。
 
 同製品(商品名:VI・chipシリーズ)はサインアプリチュード・コンバータと呼ばれる新技術(特許)を採用、部品不要で表面実装型。スイッチッグ周波数3.5MHz、効率99%の高性能を達成している。
 
 同製品は米国ボストンに本社を持つバイコー社の日本法人バイコージャパン(関山浩一代表取締役、東京・品川区、TEL/03-5487-3880)が輸入販売するが、パソコン、IT(情報技術)、カーエレクトロニクス、通信、半導体関連機器などパワーシステム設計に広く利用される見通しで、システム設計者の期待を集めている。
 
 バイコー社の在来製品は半導体製造装置、航空機などに利用されてきたが、同製品はサイズが32.0×21.5×6.0mm、最大電力300W。価格は1個約5,000円と在来製品の約2分の1にできるという。
 
 このためシステム設計者の大きな関心を集めているわけで、同社によると電源業界4半世紀ぶりの技術革新になるとしている。同製品はすでにエレクトリック・プロダクツ社から「プロダクツ・オブ・ザ・イヤー賞」、EDNから「ホットプロダクト2003」を受賞している。
 
 電源の装置はこれまで、絶縁、電圧変換、低電圧制御を一体化して製品化してきたが、同製品はそれぞれ独立する形で機能させているのが特徴である。