2004年01月22日
MMAモノマーの12月の出荷は前年の3%増に
年計の出荷数量は6%減の24万1,086t
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 MMAモノマーの昨年12月の生産量は、前年同月比2%減の4万6,763tとなった。一方の出荷は逆に同3%多い2万1,172tであった。出荷のうちの国内向けは同7%増、輸出は同8%減となっている。生産量と出荷量の差のほとんどがモノマーメーカー自身のポリマーへの自己消化分と見られる。
 
 出荷のうちの国内向けが増えて輸出が減っているのは、導光板向けを中心としたポリマーの国内需要が引き続き活発で、それに対してモノマーの供給能力が不足しているため輸出をカットする行動に出るところが多かったせい。
 
 この結果、同モノマーの昨年1年の総生産量は52万561tとなった。前年の実績を5%上回っている。対する出荷数量は24万1,086tとなっている。前年を逆に6%下回っている。ただし出荷のうち国内向けは11%増で、反面輸出は37%もの減少となっている。これも12月の実績同様に、モノマーの供給力不足が続いたためモノマーメーカー各社が国内のポリマーメーカー向けと自消向けの出荷を優先して輸出を極端に絞ったせいと見てよさそう。
 昨年の国内需要については、当初同モノマーメーカーの多くが前年の2%増と予想していたが、実際にはそれを大幅に上回ったわけ。
 
 一方、ポリマーの12月の実績は、生産も出荷も全ての製品が前年同月を上回った。出荷のうちの国内向けも輸出も同様に軒並み前年超えとなっている。
 また、年計も3製品全てが生産と出荷の両面で前年を上回っている。12月単月の場合も年計の場合も、導光板の需要が国内を含むアジア地域全体で一段と活発であったことが大きな要因と言える。どの製品も、国内向けはモノマー同様に当初の関係者の予想を大きく上回る結果となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0122jpca.tif