2004年01月26日
フランス・サノフイ、アベンティス社買収へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 フランスの製薬会社サノフィ・サンテラボがアベンティス社の買収に乗り出した。アベ
ンティスは反発しており、場合によっては敵対的買収となる可能性もある。実現すれば、米ファイザー(2002年医薬品売上高はその後買収したファルマシア分を加えて403億ドル)、英グラクソスミスクライン(289億ドル)に次ぎ医薬品業界で世界第3位となる。

 アベンティスは1999年にヘキストが化学部門セラニーズを分離したうえでローヌプーランと合併したもので、2002年の医薬品売上高は184億ドルで4位。

 サノフィ・サンテラボはトタールの子会社のサノフィと化粧品会社ロレアルの子会社のサンテラボが1999年に合併して出来た企業で、合併後、診断薬、動物薬、化粧品の各事業部門を売却し、医療品事業に特化しており、2002年売上高は78億ドルで14位。

 サノフィ・サンテラボは現在トタールが24.4%、ロレアルが19.5%を所有しているが、昨年両社の契約が満了してトタールによる株式売却の可能性が強まっているうえ、米国での特許裁判の敗訴の可能性が出ていて、株価暴落の可能性があり、アベンティス買収により一気に失地回復を図ろうとしたと見られている。