| 2001年11月20日 |
| (株)ヨコタ東北、発泡スチロール容器の再生事業を拡充 |
| 地球クラブと提携、関東地区からも再生ペレットを収集 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
プラスチック製食品容器メーカーの(株)ヨコタ東北は、日本生協連合会の出資によるリサイクル企業「(株)地球クラブ」と業務提携して、発泡スチロール製容器のリサイクル事業の拡充に乗り出した。 同社はかねてから、各種バージンレジンによるプラスチック製食品容器を企業化するかたわら、使用済みプラ容器の再生(リサイクル)事業にも積極的に取り組んできている。再生事業の展開に当たっては、自社製品だけでなく他の企業によるプラスチック製容器も一緒に先ずは破砕・溶融してペレットに再生、次いでその再生ペレットをシートに加工し、そして最後はその再生シートを中間層に使って多層食品容器(商品名=リ・リパック)に成形するという方法を取っている。再生シートをサンドウィッチする外部層(上下層)にはバージンのPPあるいはPSを使用、また、食品が接触する面にはCPP(無延伸PPフィルム)をラミネートして食品衛生上の安全性が十分確保できるよう工夫している。 しかもそのラミネートフィルムは誰でも指で簡単にはがせるようになっているので、容器本体は汚れのないきれいな状態のままで再びリサイクルに回すことができるという大きな強みも合わせ持っている。 これまで同社は、主として東北地域で使用済み容器を回収し、山形県の新庄工場と最上工場で「リ・リパック」に再生加工してきた。処理能力は、両工場会わせて1日当たり25トンとなっている。横田健二社長によると、現在「リ・リパック」は、多くの大学の食堂や大手外食企業の全国チェーン店を中心に各地で人気を呼び、市場が順調に広がっているという。 そうした同社が今回地球クラブと提携した業務の具体的な中身は、地球クラブの桶川・リサイクルセンターが市中から集めた使用済み発泡スチロール製トレーや魚箱を再生ペレットに加工する工程。毎時200キログラムの処理能力を持つ溶融・ペレタイザーを同社が同センターに貸与、そして同センターが製造した再生ペレットを同社が全量引き取って新庄の専用工場で食品容器に再生していくことにしている。これによって、同社の収集対象地域は東北から関東全域まで広がることになったわけで、この利点を今後のリサイクル事業の発展にどう生かしていくかが注目される。 |