2004年02月24日
山之内と藤沢薬品、4月1日付で合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:藤沢薬品、山之内製薬

山之内製薬、藤沢薬品工業の両社は24日、4月1日付で合併することで合意し「基本合意書」を締結したと発表した。医薬品売上高8,000億円と、国内医薬品市場ではトップ・シェアの企業が誕生する。山之内製薬を存続会社とする吸収合併方式をとり、合併比率は、山之内1に対し藤沢0.71(藤沢薬品株1株に対して山之内株0.71株を割り当てる)となる。
 
 合併後の社名、資本金などは未定。代表取締役会長に青木和夫・藤沢薬品社長、同社長(CEO)に竹中登一・山之内製薬社長が就任の予定。
 
 合併効果として
(1)医薬品売上高約8,000億円とグローバル市場で第17位にランクされ、日米欧の医薬品市場に確固たる事業基盤をもつ
(2)国内医薬品市場ではシェア第1位、今後はさらに強固な営業体制を築く
(3)研究開発費は1400億円以上となり、世界市場で競争できる水準となる
(4)中期的な目標として、、医薬品売上高1兆円以上、営業利益率25%を目指す
などをあげている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0224yamanouti.pdf