2004年03月26日
印刷用の新機能プラスチックなど
4月14日から「CMM JAPAN&JSP2004」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:サカタインクス、JSP

 プラスチックや紙パルプなどの印刷機材や新機能性材料の展示やセミナーを行う「第7回コンバーティング機材・特殊印刷展」(CMM JAPAN&JSP2004) と「新機能性材料展」が4月14日から17日まで東京ビッグサイトで開かれる。主催は加工技術研究会。同展で約280社が展示する。問い合わせはTEL/03-3219-3541。同時に行うフォーラム2004プログラムは1セッション(計32セッション)事前登録7,000円、当日9,000円など。申し込みはFAX03-3292-1811。

 同展ではとくにコンバーティング、印刷応用製品としての蒸着・スパッタリングフィルム、透明導電膜、電極材、ホログラム、ディスプレイ部材、有機EL、光触媒積層鋼板、再帰性反射材、粘着製品、テープ、医療用製品、離型フィルム、サーモリライト、感熱タグ、セキュリティフィルム、破損探知フィルム、デコラティブ製品などの展示が注目されている。

 フォーラムセッションでは14日に同時多層カーテン塗布技術(ポリタイプ、シュワイツァー博士)、燃料電池、電極形成などのナノ粒子コーティング技術(ノードソン、松下正之ディレクター)、塗膜乾燥研究における化学工学的手法の展開(神戸大工学部今駒博信助教授)、新しい乾燥システム(サカタインクス、広瀬高志マネージャー)、有機薄膜太陽電池のフィルム化(大阪府立大、上原赫教授)、Sol-Gel法による有機無機ハイブリット素材(ドイツ素材研究所、ベーカー・ウィリンガー博士)など。

 15日に薄膜塗工装置(井上金属工業、市川太空美氏)、インクジェット光沢紙とコーティング(コーティングコンサルタント、野原邦男氏)、ハイブリットコートフィルムの特徴(興人、幸原淳)、ウエブハンドリング技術セミナー(TJワーカー・アンド・アソシエーツ、テモシー・J・ワーカー氏)など。

 16日に大気圧プラズマによる化学蒸着(イナーコン・インダストリーズ、ローリー・ウルフ博士)、先端機能薄膜ポリマーフィルムへの応用最前線(東大先端研センター、渡部俊也教授)、粘着テープの機能展開(山形大学院、浦浜圭彬氏)など。