2004年03月31日
日本ゼオン、米国の「冠状動脈閉塞病変」治療システム独占販売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ゼオンメディカル、日本ゼオン

 日本ゼオンは31日、100%子会社のゼオンメディカル(本社:東京都港区、大貫利和社長)が米国のベンチャー企業、パスウェイメディカルテクノロジー社から、冠状動脈内の閉塞閉塞病変を治療する「カーディオパスシステム」の日本国内における独占販売権を取得したと発表した。
 
 このシステムは、冠動脈インターベンション術の際、先端に備えられた二段階に径が変化する回転ブレード(刃)で、閉塞した血管内狭窄物を切除し開通することのできるカテーテルシステム。セットアップが簡単で、さまざまな病変に効果的に対処できるなどの特徴がある。

 ゼオンメディカルでは、2007年内の販売開始に向けて、今年度中に臨床治療を開始する予定である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0331zeon.pdf