2004年04月05日
容リ法対象の樹脂容器包装、再商品化も好調を維持
プラ製容器包装は2月も前年を46%上回る実績
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 容器包装リサイクルに基づく家庭系の樹脂製容器包装のリサイクル(再商品化)が2月も好調で、引き続き前年同月を大きく上回った。
 
 日本容器包装リサイクル協会の集計によると、2月におけるプラスチック製容器包装のリサイクル量は2万3,411t、PETボトルのリサイクル量は9,829tであった。前年同月比はプラスチック製容器包装が145.7%、PETボトルが133.9%となっている。
 この結果、昨年4月から今年2月までの11ヶ月の累計は、プラスチック製容器包装が23万2,443t、PETボトルが11万2,459tとなった。前年同期の実績に対比すると、プラスチック製容器包装は143.4%、PETボトルは107.9%となる。PETボトルの累計の伸び率が低いのは、冷夏のため昨年夏場の清涼飲料の消費量が大幅に落ち込んだせい。
 
 こうしたリサイクルの実績の中で注目されるのは、それぞれの容器包装のリサイクル手法に昨年度までにない変化が生じてきている点だ。プラスチック製容器包装では、合成ガス化手法が、またPETボトルではボトルtoボトル手法が大きく伸びている。
 累計での合成ガス化の対前年同期比は2.38倍であり、ボトルtoボトルの対前年同期比は実に30.6倍にも達している。リサイクル手法全体に占める構成比は、ガス化が前年同期の6.72%から11.25%にアップ(2万6,144tに)、ボトルtoボトルは0.38%にすぎなかったのが10.61%に(1万1,928tに)大きくジャンプアップしている。ともにリサイクル事業者の技術革新の進展によるもので、今後は構成比がいずれも一段とアップしていく見通しにある。