2004年04月05日
経産省の「企業活動調査」、化学工業の売上げ増加
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 経産省が集計した、2003年「企業活動基本調査速報」によると、全製造業の2002年度の売上高は246兆8,450億円(前年度比▲4.3%)で、デフレ等の影響から伸び悩んだものの、コスト削減が進み、経常利益は9兆9,174億円(同29.3%同)と収益は改善した。一方海外展開が進展し、海外子会社が増加した。
 
 同調査は、企業活動の実態を把握するため、同省が毎年従業員50人以上、売上高3000万円以上の企業を対象に「企業活動基本調査」として実施しているもので、2003年の調査は同年6月1日に全国の製造業、卸売業、小売業、サービス業など2万7,540社(前年度比▲2.6%)を対象に実施した。これらの企業が保有する事業所数は31万1,634(▲3.8%)、常時従業者数は1,032万人(▲1.2%)、売上高は570兆7,411億円(▲0.3%)で、経常利益は17兆4,827億円(18.3%)、また保有子会社数は7万1,939社(▲3.7%)だった。
 
 製造業のうち化学工業(肥料、医薬品を含む)は、回答企業数902社(▲4.%)。事業所数は8,060(▲5.2)、常時従業者数は45万5,420人(▲3.8)、売上高は26兆0,951億円(2.3%)と増加した。国内事業所数は7,797(▲5.6%)と減少したが、海外事業所数は263(8.7%)と増えた。
 
 また「海外子会社保有状況」によると、製造業全体(業種別分類は行われていない)では、調査対象企業1万2,945社(前年度1万3,247社)のうち,海外に子会社を保有する企業は2,690社(前年度2,632社)で、海外子会社保有比率は20.8%(同19.9%)、5社に1社は海外に子会社をもっている計算になる。