| 2004年04月15日 |
| ポリオレフィン内需に「盛り上がり」、4ヵ月連続前年超え |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とPS)の3月の国内向け出荷は、いずれも前年同月を上回った。PPの10%増が特に目を引く。射出成形用品種が11%もの伸びを遂げた。他の3樹脂の前年同月比はPSが3%増、LDPEとHDPEがともに2%増となった。 4樹脂揃っての前年同月超えは、3月が今年に入って2度目。値上げ前の前倒し需要もさることながら、実需が着実に回復している点も要因の一つと見られている。ポリオレフィン3樹脂揃っての前年同月超えは、これで4ヵ月連続となった。 一方輸出は、PPを除く3樹脂が前年を下回った。PPの伸び率は20%で、輸出でも例外的な高い伸びをみせている。他の3樹脂の減少は、中国からの引き合いが縮小したのと、旺盛な内需に対応するため輸出を絞るメーカーが相次いだためと見られる。PSは74%もの大幅減、HDPEも16%減で3ヵ月連続の2けた減となった。LDPEは5%減にとどまった。 この結果、出荷トータルは、PPが11%増と驚異的な伸びを遂げたものの、LDPEは1%増、HDPEは逆に1%減、PSは8%の縮小となった。PPとLDPEは4ヵ月連続の前年同月超えである。 出荷全体にPPの伸びの高さが目を引く。国内向け(24万7,100トン)、輸出(4万1,800トン)、出荷合計(28万8,800トン)で、ともに単月としては過去最高となった。同樹脂のこれまでの記録は、国内向けが03年10月の23万200トン、輸出が99年3月の3万8,000トン、出荷合計が03年10月の25万400トンだった。また、LDPEの国内向けも03年10月の14万6,500トンを抜いて3月の14万7,700トンは過去最高となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/04154jushi.tif |