2004年04月15日
東洋ゴム、軟質ウレタンのリサイクル技術を開発
環境にやさしい「ソフランEフォーム」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東洋ゴム

 東洋ゴム工業は15日、軟質ウレタンフォームのリサイクル技術を開発したため、環境配慮・省資源型のエコロジー商品「ソフランEフォーム」として製造、販売すると発表した。
  
 軟質ウレタンフォームの加工端材はこれまで、チップフォームとして再利用するか、廃棄処理するしか方法がなかったが、同社はこれを微粉化し、軟質ウレタンフォームの原材料として均一に混合・分散させて発泡する技術を開発した。主原料の20%程度までだったら、通常の軟質ウレタンフォームと性能もほぼ同等という。
 
 同社では、今後、環境にやさしい「ソフランEフォーム」および「軟質ウレタンフォーム微粉砕品」として、各種クッション材や工業資材、梱包緩衝材、雑貨などのほか、塗料やパテ分野に需要を開拓する。初年度1億円、3年後5億円の売上げを見込んでいる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0415toyog.pdf