| 2004年04月19日 |
| 米国の天然ガス価格、さらに上昇 |
| エタンの価格はトン300ドルに迫る |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、米国の天然ガスの価格は4月に入っても上昇を続けており、100万BTU当たりの最近の価格は5.74ドルに達している。3月下旬の価格より0.35ドル高くなっている。需要の伸びが天然ガスの生産量の伸びを上回っていることと原油価格が高騰を続けていることによるもの。 これに伴い、米国の石油化学企業の6割方が原料として利用しているエタンの価格も引き続き上昇している。トン当たりの平均価格は290ドル台で、300ドルの大台に迫る勢いとなっている。この結果、ナフサとの価格差は急速に縮小、米国の石化産業の最大の強みであった原料価格面における競争優位性は明らかに低下の傾向をたどりつつある。 わが国の石化企業や大手商社の中には、昨年までのパターンから言えば米国の天然ガスの価格は6月まではなお強含みで推移すると見てよいと発言する向きが多い。同6ドル台に乗ることもあり得るとの判断であり、それに伴いエタンの価格は同300ドル超えることになるとの予想が大勢を占めている。 |