2004年04月23日
協和発酵、米国で「抗パーキンソン病剤」臨床試験再開
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:なし

 協和発酵は23日、米国100%子会社協和ファーマシューティカル(米国ニュージャージー州、立花和義社長)が、昨年10月から一時休止していたアデノシンA2A受容体拮抗剤KW-6002の臨床試験について、今年第3四半期から臨床第3相試験を開始すると発表した。

 協和発酵は、ラットの長期投与試験で認められた脳に鉱質沈着という予測していなかった現象に関するデータを過去6ヶ月にわたり詳細、広範に調査してきた。その結果、外部専門家の見解に基づき、臨床第3相試験に向けた準備を始めることにした。臨床試験は、2006年に米国の規制当局へ申請する予定。

 パーキンソン病は、脳内の化学伝達物質の一種であるドパミンが減少した結果、神経系にアンバランスが生じて起こると考えられている。治療はこの減少したドパミンを補給するためのL-DOPA製剤が主流だが、不随運動・嘔吐など多くの副作用のほか、薬剤耐性が認められ、新しいタイプの薬が求められているという。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0423kyowa.doc