2004年05月17日
オムロンが高輝度のLCDバックライトを開発
白色LEDを2個使い、携帯電話用に
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 オムロンは白色LED(発光ダイオード)を2個使って1平方メートル当たり5,300カンデラの高輝度を持つLCD(液晶ディスプレイ)用のバックライトを開発した。従来の2倍の輝度を達成したことになる。携帯電話の2インチ型LCDを対象に今夏から発売する。
 
 LED光源からの光の波及シミュレーション技術の高度化や導光板の設計を改善すれば、輝度を6,000カンデラまで引き上げられるとみている。
 
 開発したLEDバックライトは光の分岐をなくすことで光の射出効率を向上させている。独自の微細レンズを採用して光を制御する技術を活用しており、この技術はマイクロレンズアレイ(MLA)と呼ばれている。
 
 オムロンは2001年に携帯電話用のバックライト分野に進出、03年は80億円を売り上げた。ことしは110億円をめざす。
 
 携帯電話各社はカラーLCDや100万画素以上のカメラを搭載した高画質化を競っているが、パソコンやテレビ画面並みの明るさや色再現性が求められており、同社の高輝度LCD用バックライトはこれに対応するものである。