2004年05月19日
ナフサのスポット相場、各地で依然上昇
北西欧のCIF価格、極東を上回る
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット相場が各地で引き続き上昇カーブをたどっている。特に上昇率が高いのは北西欧のCIF価格で、先週に入ってからはついに極東向けの平均を追い越している。
 
 わが国の大手商社や石油精製企業などが国際スポット市場で先週末に手当てした期近ものの平均価格(C&F/ジャパン)はトン382ドルで、1週間前に比べると約4ドル高となった。C&F/ジャパンの380ドル台は今年1月12〜13日いらいのこと。長期契約ものは、さらに5ドルから10ドル高い水準となっている。
 一方、北西欧のCIF価格は385ドル弱となっている。1週間前に比較すると11ドルものアップである。CIF/NWEがC&F/ジャパンを10ドル前後下回るレベルで推移するのが通常のパターンだが、先週初頭以降は完全に逆転している。
 いずれの場合も、高騰の最大の要因は原油のスポット相場の続伸と米国におけるリフォーミュレーテッドガソリンの需給逼迫にある。このため今後もなおナフサのスポット相場の上昇は避けられないと見る向きが商社筋には多い。