| 2004年05月19日 |
| “北上海”の南通市が投資説明会開く |
| 蘇通長江大橋完成で上海まで1時間余、交通の中心地 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国江蘇省南通市から袁静波副市長を団長とする訪日代表団が来日、18日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで投資説明会を開いた。 南通市は揚子江(長江)の河口の側にあって、南の上海と揚子江を隔てて対岸にあるが、これをつなぐ蘇通長江大橋が完成(2008〜09年)すると、両市間が車で1時間余で通行できるようになる。従来の所要約7時間が大幅に短縮される。 南通市は交通の要所で、南京−啓東、塩城−南通、上海−南京、蘇州−嘉興−杭州などの高速道路が行きかい、また、中国の近代産業都市の発祥の地で、治安もよいとされている。袁団長は「北上海とも呼ばれているが、中国でいま一番輝いており、電力や水の不安もない」と強調した。問い合わせは国際貿易促進協会。Tel:03-3506-8271 同市の面積は8001平方キロメートル、人口777万人。8つの都市型県と国家クラスの開発区を管理している。自然な海岸線40キロメートルに沿って万トン級バース29基、1,000トン級バース72基があり、10万トン級以上の深水海港も建設できる状況にある。長江流域で第2番目の規模。電力は218万KWH、2005年には60万KWHが加わる。基礎及び職業教育が江蘇省のトップクラス。 産業は港湾依存型として船舶修理、食品加工、木材加工、石油、バイオ医療、製紙、ファインケミカルなど。在来型では紡績品を中心に機械、冶金など。ハイテク型として集積回路、デジタル機器、通信、光通信、半導体、機能性セラミックス、薬品などがある。市は中国が沿岸解放区として許可した14としのひとつでもある。 海外からの投資は3,500社に及び、このうち日系は626社、46.5%とトップを占めている。開発区では56%と半数を上回っている。 1984年12月に国家級開発区と許可された南通経済技術開発区には1,000万ドル以上の日系プロジェクトが12件ある。蘚通長江大橋が完成すると上海から1時間の都市圏に入る。これより先、ことしの5月1日は南通常熟間のフェリー移設工事が完成、上海からの所要時間が1時間半ていどになった。 また、輸出加工区や国際化学繊維工業園区(10万平方キロメートル)、国際化学素材工業園区(15万平方キロメートル)、光学機械電子工業園区なども設置している。 工業用地の価格は1平方メートル170〜200元(1元は13円)、国家級で150元。賃金は一般従業員が800元、大卒が2,000元ていどといわれる。 |