| 2004年05月26日 |
| サーモ、廃PETボトルのリサイクルバッグを量産へ |
| 地方自治体が相次ぎ分別ごみの収集に採用 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフインフィルム大手のサーモは、使用済みPETボトルを主原料とするリサイクルバッグ(商品名・サーモペット)の量産に乗り出した。 「サーモポペット」は、地方自治体が容器包装リサイクル法に沿って家庭から分別収集した使用済みPETボトルを粉砕し、ポリエチレンをブレンドして製膜・製袋加工したもの。従来、PET樹脂によるインフレーション成形やヒートシール加工は極めて困難とされてきたが同社は独自のノウハウの確立に成功、福島工場内に量産体制を整えて本格的な事業展開を開始した。 工業化品種は、ソフトおよびハードの両タイプの透明の容量45リットルと30リットルの大型バッグ。PETボトルを分別収集している市町村のうち、滋賀県守山市、同県野洲町、茨城県波崎町、福島県猪苗代町、同県河東町、同県会津坂下町の各自治体が家庭系廃棄物の分別収集専用府袋として採用に踏み切っている。いわゆる廃棄PETボトルの循環システム作りができつつあるところと言える。さらに福島県や和歌山県下などの市町村から活発な引き合いが寄せられているという。 現在の生産・販売量は月平均100万枚。同社では3年後には500万枚に拡大したい考え。軌道に乗ると、廃棄PETボトルのリサイクルに新しい領域が切り開かれることになる。 |