| 2004年05月27日 |
| SHARQ、当面の誘導品はPE80万トンとEG60万トン |
| PEでは初のHDPE40万トン設備を建設へ |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
サウジアラビアのイースタン・ペトロケミカル(SHARQ)は来週明けにも次期石油化学拡充計画のFS内容を発表する見通しだが、誘導品設備については年産80万トン能力のポリエチレンプラントと同60万トンのエチレングリコール装置の増強が当面の投資の対象となる模様。 うちPEに関しては、同40万トン能力の気相法直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)と、同じく40万トン能力の気相法高密度ポリエチレン(HDPE)の2系列を建設する計画。いずれも「ユニポールプロセス」を採用する。この結果、SHARQのL-LDPE(商品名・QAMAR)の総設備能力は同115万トンとなる。HDPEの場合は、既存のL-LDPEプラントで併産が可能ではあったが、実際にはL-LDPEの需要の拡大に追われて実現できていない。したがって、今回が初の本格工業化体制の確立となる。 一方のEGは今回の増設で同195万トン体制となる。エチレンは同120万トンプラントを新設する。完工は全て08年の予定。現在はペトロケムヤからエチレンを受給しているが、08年以降は拡充する誘導品分は自給することになる。 原料の多くはエタンに依存、一部プロパンも利用する。ただし、現時点では技術を保有していないこともあってただちにPPを工業化することにはならない模様。 総投資額は2,100億円となる見込み。 |