2004年05月27日
VEC新会長に中原トクヤマ社長、副会長2氏も決る
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEC、信越化学工業、大洋塩ビ、トクヤマ

 塩ビ工業。環境協会(NEC)は27日の定時総会で任期満了に伴う役員改選を行い、武田正利会長(鐘淵化学工業社長)の後任会長に中原茂明トクヤマ社長、副会長に日野清司大洋塩ビ社長と宮島正紀信越化学工業取締役の両氏を選出した。
 
 この後に開かれた懇親会で、中原新会長は挨拶し「塩ビ業界はようやく採算性が好転し普通の経営状態に戻ったが、中国特需に依存せず、健全な経営体質を構築していかなければならない」など、今後の課題をあげて全力で取り組む考えを示した。

 来賓として出席した、経産省製造産業局の福水健文次長も「業界の好況は何よりだが、引き続き環境、リサイクルや商慣行改善に力を入れてほしい」と挨拶した。

 中原新会長は昭和16年生まれ、41年に一橋大学卒業後徳山曹達(現トクヤマ)に入社し、平成7年取締役、12年常務を経て、14年4月社長に就任。社内では主にか性ソーダなど化成品畑を歩いてきた。

 
ニュースリリース参照

中原新会長の挨拶
http://www.chem-t.com/fax/images/0527vec.tif

中原新会長の略歴
http://www.chem-t.com/fax/images/0527tokuyama.doc