2004年06月10日
アジアのエチレン価格、再びトン800ドル台に
プロピレンも再上昇して738〜755ドル
【カテゴリー】:海外
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 大手商社やエチレンセンター筋によると、アジア地域でオレフィンのスポット相場が再び上昇してきた。
 
 エチレンの極東における先週末の平均相場はトン当たりCFR820ドル、東南アジア相場は同838ドルとなっている。3月中旬以降5月末までは700ドル台で推移していたが、6月入りとともに再び800ドル台に乗り、さらにその後も続伸しているもの。
 一方のプロピレンの先週末の相場は、極東地域が738ドル、東南アジア地域が755ドルとなっている。5月中旬に700ドル超えとなったあとも引き続き上昇曲線をたどっているところ。 いずれの場合も、中国をはじめとしたアジア地域全域における主要誘導品の需要の拡大と、6月初頭まで続いたナフサの国際スポット相場の高騰が主たる要因と見られている。
 商社や石化企業の多くは、今後も石化製品全体の需要が引き続き順調に推移すると判断している。一方の供給能力は、6月下旬以降に日本や台湾、マレーシア等でエチレンプラントの定修が相次ぐため過去3ヶ月を上回ることにはならない見通しにある。したがって、オレフィンの相場は、ナフサ価格が急落しないかぎり高値が続く公算が濃厚ということになる。