| 2004年06月18日 |
| BPA逼迫、米から応援出荷の要請も |
| 世界各地で品不足が一段と進む |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ビスフェノール-A(BPA)の品不足が世界各地で一段と鮮明になってきた。GEがBPA工場の操業トラブルを起こした米国では特に事態が深刻で、このためGEはわが国のBPAメーカーに緊急応援出荷を求めてきている。光学向けが特に不足している模様。 現在のBPAの需給逼迫は、(1)ポリカーボネート向けを中心に需要が世界全体で急拡大してきたこと(2)今春に前後してスタートする予定にあった台湾の大型フェノールプラント2基の操業開始がいずれも大幅な遅れをきたしていること(3)GEの米・マンウトバーノンの大型BPAプラントが塩素工程の爆発事故によって操業短縮を余儀なくされたこと(4)GEの他の工場のBPA設備や日本のBPAプラントが定修のため相次いで運休中ならびに運休予定にあって4〜7月の間の供給能力が著しく縮小しつつあること--等の要因によるもの。 背景が複雑なだけに、なおしばらくは世界全体で逼迫状態が続くというのが関係筋に共通した見かたとなっている。 |