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2004年06月18日 |
産構審「国際資源循環ワーキング・グループ」初会合 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
産構審廃棄物・リサイクル小委員会は18日、第1回「国際資源循環ワーキング・グループ」を開催した。日系企業の多いアジア域内にも資源循環、廃棄物の適正処理・リサイクルを促進していこうというもので、そのための問題点や、対応策を検討する。メンバーは細田衛士・慶応大学経済学部長を座長に産・学・有識者ら19氏で構成。今後4回程度会合を開き、9月末をめどに中間報告をまとめる。 廃棄物処理問題については、すでに国際的な枠組みもあり各国それぞれに対応しているが、リサイクルによる有用資源の活用は十分とはいえず、ことに最近は海外に進出している日系企業の間で、国内と同様現地でも廃棄物の適正処理・リサイクルを実施する動きが出てきた。こうした状況からワーキング・グループの新設となった。 第1回会合では、フリーディスカッションのあと、今後の検討事項を次の通り決めた。 (1)アジア各国のインフラ整備状況とわが国の協力、対応 (2)アジア各国の基盤整備と適正処理のありかた (3)アジア現地進出日系企業における適正な廃棄物処理・リサイクルの促進 |