| 2004年06月22日 |
| クウェートのナフサのプレミアムも増額 |
| 今年8月〜来年7月分はトン17ドルにアップ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
わが国の石油化学企業や大手商社などが、クウェート石油公社(KPC)との間で進めていた“8月起こし分”のナフサ(フルレンジ・ナフサ)のプレミアム価格の交渉がこのほど決着した。プラッツ・オイルグラムのアラビアンガルフコーストの中値にフレートを加えた価格にトン当たり17ドル上乗せすることで話し合いがまとまった。今年8月から来年7月までの1年間の取り引き分に適用される。 今回の交渉では、日本側の多くの企業が同14ドルを提示したのに対してKPCが17.5ドルを強く主張してきたため話し合いが長期化した。最終的には、日本側各社が国際需給のタイト化に足を引っ張られるかたちで譲歩を余儀なくされたわけで、この結果、8月以降1年間のクウェートナフサのプレミアム価格は、昨年の“8月起こし分”に比べると同9.75ドル、今年の“4月起こし分”に対しては0.5ドルの増額となることが決まった。 これには、先にサウジ・アラムコとアブダビ・アドノックがともに極東各国の石油化学企業やトレーダー各社を強引に寄り切って7月以降のプレミアム価格を大幅に引き上げたことが少なからず影響したと言えそう。 これに伴い、今年下期のわが国の輸入ナフサ価格はプラッツ・オイルグラムが示すスポット相場より平均で7〜8ドル高くなると見る向きが多い。 なお、台湾や韓国などの石化企業や石油精製企業は今週明けからロンドンで同じく“8月起こし分”についてKPCと交渉に入っている。 |