2004年07月26日
「中小企業再生支援」175社の計画策定完了
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:中小企業庁

 中小企業庁は26日、昨年2月から全国各地の中小企業再生協議会が受けた、中小企業の再生に関する相談件数は4,294社にのぼり、うち175社が再生計画を完了、258社が計画を策定中であると、同協議会の活動状況を発表した。これにより、1万3792人の雇用が確保されたとしている。
 
 相談のあった4294社のうち、約1割にあたる433社が再生計画策定支援の対象となった。このうち175社が再生計画を完了したことになる。175社の内訳は、製造業が75社で最も多く、他には卸売・小売業42社、運輸業13社など。
 
 再生計画の策定に伴い、金融機関による債務の株式化(DES)や、金融機関による借入金の資本的劣後ローンへの転換(DDS)など、多様な手法が地域の金融機関にも活用されなったと中小企業庁ではいっている。