2004年07月28日
PPフィルムの出荷、6月は再び前年同月超え
上期合計も食品包装向けが好調で2.9%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が28日に集計したところによると、同フィルムの6月の出荷数量はOPP(延伸PPフィルム)が2万1,252トン、CPP(無延伸PPフィルム)が1万2,294トンとなった。前年同月に対比するとOPPは8.3%、CPPは9.3%それぞれ多い。OPPは5ヶ月連続の、一方のCPPは2ヶ月振りの前年同月超えである。
 
 OPPとCPPの合計は3万3,546トンで、前年同月を8.7%上回っている。5月の出荷は今年に入ってから初めての前年同月割れとなったが、6月は食品包装向けの伸びが大きかったため再び前年超えとなった。
 
 この結果、今年上期(1〜6月)の総出荷数量はOPPが12万8,542トン、CPPが7万3,934トンの合計20万2,476トンとなった。前年同月比はOPPが2.7%増、CPPが3.2%増、合計が2.9%増ということになる。うち、主力の食品包装向けはOPPが4.8%増、CPPが3.6%増となっている。