2001年11月06日
中国の樹脂輸入、9月はPPを除いて伸びが鈍化
累計はPS以外が前年の32.3~50.8%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 中国による汎用樹脂の9月の輸入通関数量は、PPが引き続き前年同月を大きく上回ったものの、他の樹脂は全て一けた成長にとどまった。日本からの輸出量が最も多いPVCは2%の微増に終わっている。全体にこれまでに比べて対前年同月比伸張率が鈍化している点が特徴と言える。ただし、1~9月トータルでは、PSの3.6%増を例外に32.3%から50.8%までの間の高い伸び率となっている。
 
 各樹脂の9月の輸入通関数量は、LDPEが前年同月比108.1%の23万1,291トン、HDPEが同109.5%の16万2,055トン、PPが同138.8%の18万7,983トン、PSが同107.9%の13万4,463トン、PVCが同102.0%の16万4,560トン--となっている。PPの伸びが突出しているが、これは、家電部品向とコンテナーを含む日用雑貨向けの需要が特に旺盛なためと見られている。
 
 これに伴う7~9月期の実績は、LDPEが前年同期比131.3%の57万218トン、HDPEが同139.7%の46万7,30トン、PPが同137.1%の55万3,929トン、PSが同104.0%の37万3,518トン、PCが同105.6%の47万100トン--で、ポリオレフィン3樹脂が軒並み30%台の伸びになっている点が目を引く。
 1~9月の累計は、PSを除いて全て高率伸張となっている。LDPEが前年同期比150.8%の181万1,235トン、HDPEが同148.7%の127万5,377トン、PPが同132.3%の160万7,542トン、PSが同103.6%の101万8,769トン、PVCが同142.4%の147万6,340トン--となっている。今年も引き続き中国は多くの汎用樹脂の需要を輸入品で賄うことになりそうだ。ただし中国の提示価格は、アジア地域の平均をかなり下回るレベルにある。


http://www.c-nt.co.jp/data/trade/china_index.html">2001年9月中国主要樹脂輸入通関実績(樹脂・国別)
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