| 2004年08月23日 |
| サウジ・JUPCが大型エチレン装置の稼動開始 |
| 先行のPEスイングプラントも秋に本稼動入りか |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
JUPC(ジュベールユナイテッドペトロケミカル)がサウジアラビア・アルジュベールで建設中であった大型エチレンプラントがこのほど完成し、試運転に入った。設備規模は年産100万トン。使用原料はエタン。 すでに狙い通りのスペックのエチレンを生産できているが、長期安定操業していけるかどうかの確認作業にはもう少し時間がかかる見通しで、商業生産の開始時期は10月ごろになるというのがわが国の大手商社ならびにエチレンセンター筋に共通した見方となっている。 サウジアラビアでは、同プラントの完成に先駆けて親会社のペトロケムヤが今年春に年産40万トン能力のポリエチレン新プラント2基(いずれもL-LDPEとHDPEを切り替え生産するいわゆるスイングプラント)を相次ぎ完成して操業中。ただし、現在は必要なエチレンを十分確保できず、このため低率稼動を余儀なくされている。JUPCの新エチレンプラントが本格操業に入れば、両プラントはフル操業に入ることになる。また、JUPCは年産57万5,000トン能力のMEG装置も建設中で、9月中には完工の見通し。この装置が本格操業に入ると、JUPCのエチレンプラントは完全フル稼働となり、サウジにおけるエチレンの需給バランスは引き続きタイトなまま推移することになる。 |