2001年11月01日
ナフサのスポットJP価格、10月平均は200ドル弱に
4Qの国産ナフサ価格はなお2万1,000円前後
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 わが国のエチレンセンター筋によると、ナフサの国際スポット相場のうち、10月におけるC&F/ジャパン(JP)の月間平均価格は、トン当たりほぼ200ドルとなった模様。
 これを9月の平均に比べると、ほぼ30ドルの下降となる。率にして13%程度の値下がりである。前年同月に比較すると、100ドル強安い。およそ35%のダウンということになる。下降率は原油のスポット相場のそれとおおむね同じといえる。つまり、原油の国際スポット相場の下落にほぼそのままスライドするかたちでナフサのJPも下がってきたということになる。

 もっともエチレンセンターの多くは、為替がよほど円高に振れない限り、10~12月期に輸入するナフサの平均価格が10月のスポット相場と同じような幅で下がる見込みはないと判断している。8月中旬から9月末までに契約した高値のナフサが日本に入港する時期が10月から11月にかけてとなること、冬場に入ってヒーティングオイルの需給が引き締まり11月以降の原油のスポット相場が上昇に転じる公算が強いこと、などを睨んでのもの。現に、北米の天然ガスの価格は1ヵ月前に100万BTU当たり1.8ドルであったのが最近では3.3~3.4ドルに上がっている。こうした点から、ほぼ全てのセンターが同期の輸入通関CIF価格をキロリットル当たり1万9,000円前後と予想している。国産ナフサの場合は2万500~2万1,500円の幅のうちになるとの見方である。