| 2004年09月22日 |
| 住友化学、10月中にPPの第1次手直しを完了 |
| 第2次は来年6月に完了を予定 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は10月末までにPP(ポリプロピレン)プラントの第1次手直し増強を完了する。気相法プロセスによる年産15万トンプラントを同17万トン能力に引き上げるもので、10月の定修実施期間内に完工、11月はじめから操業を再開する。 これに続いては同じ気相法による同10万トン設備の増強に着手する。来年6月末までに同17万トン能力への増強を完了する計画。 この結果、同社のPPの国内総生産能力は一時的に42万トンとなる。しかし同社では、増強プラントの操業が軌道に乗った時点で既存の8万トン設備を運休して廃棄することにしている。したがって、実際の設備能力は現在より1万トン増えるにとどまる。ただし、一連の手直しによって同社のPPの競争力は総合的にかなり強化されることになると同社では説明している。 |