2004年10月04日
浙江省平湖市が経済開発区拡充、日本企業を誘致
上海に近く、交通の要所、港湾・道路など整備
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 中国浙江省の平湖市が1996年から建設を開発した経済開発区の用地が完売したことから、第2期、第3期(新区)計画(全面積60平方キロ)に着手した。このため、東京都荒川区西日暮里に平湖市日本連絡事務所をこのほど開設、積極的な企業誘致にのりだした。
 
 同開発区に日本電産グループ8社、JFE鋼板加工グループのほか日本製紙、太平洋ランダム、関東辰美(携帯電話用レンズ)、黒田精工、東京特殊電線など29社がすでに進出し、全外資90社の3分の1を占めている。
 
 同市は上海市の南約100キロ、杭州市との中間にある。上海、蘇州、杭州、寧波の4大都市まで、それぞれ約90キロ、車で1時間以内の距離にある。杭州湾に面した乍浦港(上海国際海港の補助港)が市内にあり、07年中に杭州湾をまたぐ海上大橋が完成するとまさに長江デルタの交通の要所となる。
 
 上海浦東国際空港、杭州蕭山国際空港まではくるまで1〜1.5時間。上海−杭州、上海−石化、乍浦−嘉興−蘇州間の高速道路や各卿鎮(町)間を結ぶ道路も整備されている。

 電力は中国華東電力供給ネットワークに属し、上海、嘉興、上海石油化学工場の3つの電力源から供給されており、問題が発生していない。
 
 同市は陸地面積527平方キロ、海岸線27キロで、うち市街区面積は13平方キロ。02年の外資投資額は4.39億ドル、実行ベースで1.11億ドルに達し、1人当たりGDPも2,000ドルを超えている。人口50万人、逝江省の外資投資と貿易額で「両10強県市」に入っている。
 
 同市は台湾、アメリカ、日本などの電子情報産業有力企業の進出で、シリコン材料、半導体回路、コンピューター及び関連製品、通信、電子、機械、ソフト開発など、シリコン三角地帯を形成している。
 
 とくに同市はアパレル、オプトエレクトロニクス、機械・電子部品、製紙、バッグ類等を柱に化学工業、金属加工、食品、建材、印刷、製薬などの産業に重点を置いている。観光は「九龍山リゾート」「莫氏荘園」など。
 
 問い合わせは平湖市日本連絡事務所(Tel:03-5604-3903、Fax:03-5604-3905)