2004年10月22日
L-LDPEの国内向け出荷、9月も前年を下回る
供給力不足で輸出も大幅な減少に
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)の国内向け出荷数量は、8月に続いて9月も前年同月を下回った。9月の出荷数量は6万8,400トンで、前年同月を6%下回っている。最大消費品種のフィルム用が5%減となったことが大きく影響している。L-LDPEの国内向けの前年同月割れは、今年に入ってこれが3度目。
 
 一方の輸出はさらに落ち込み幅が大きい。同月の輸出量は7,300トンで前年を24%下回っている。
 この結果、総出荷数量は7万5,700トンで前年を8%下回るかたちとなった。4ヶ月振りの前年同月割れである。前年割れは今年に入ってこれが3度目。減少率は、5月の5%を抜いてこの9月が最大となった。LDPEの9月の総出荷量が前年同月を1%下回ったのは、L-Lが減少したため。HP-LDPEは逆に前年を約7%上回ったと見られている。
 
 もっとも同樹脂関係者の多くは、9月の出荷の縮小は需要の減少によるものではなく、同樹脂メーカーの供給力不足が要因と分析している。