2001年10月29日
鐘化「高機能樹脂」分野強化、売上げ200億円目ざす
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 鐘淵化学工業は29日、高機能樹脂分野を重点事業として強化し、2005年度の売上高200億円を目指すとする新たな経営方針を発表した。

 同社は化成品やモディファイアーなどの事業部でペーストPVC、MBSなど多くの高機能樹脂を事業化してきたが、新たな戦略技術に基づくいくつかの新規製品を加え、充実を図る。

 精密重合ではすでにアニオンリビング重合でMS、カチオンリビング重合でPIBを工業化しているが、さらにラジカルリビング重合技術およびモノマーとしてビニルモノマー、アクリルモノマーを加え、新規オリゴマーやエラストマーを開発中なので今後工業化を急ぐ。

 生分解性ポリマーはすでにバイオポリエステルの物質特許を取得しているが、さらに米P&G社から応用に関する幅広いライセンスを取得したため、3年以内の事業化を目ざす。

 これらの目標達成のため同社は10日付で「高機能性樹脂事業開発部」を設置、研究や開発機能の強化、スピードアップを図るとしている。