2004年10月25日
デグサ ジャパン、筑波にテクニカルセンター開設
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:デグサ

 デグサ ジャパン(本社:東京都新宿区、ウルリッヒ・ジーラー社長)は25日、拡大する日本の製剤コーティング需要に応えるため、同日付けで同社の筑波工場・リサーチセンター内に「ファーマ ポリマーズ テクニカル センター ジャパン」を開設したと発表した。

 米国に次いで世界第2位の規模を誇る日本の製薬市場は同社にとって重要で、今後、効率的な製品開発を進める医薬業界に対して、一層迅速かつ顧客に密着した技術サポートを日本国内で行うこのため、同センターを新設した。

 新センターは、デグサが推進する世界的なR&Dネットワーク化の一環として実現した。デグサは、すでにドイツ・ダームシュタットに、cGMP対応の新研究所を2001年に立ち上げ、米ニュージャージー(2002年)、インドのムンバイ(2002年)、中国の上海(2004年)にテクニカルセンターを新設している。

 今後、製剤開発に必要な各種製剤装置を導入する。これにより錠剤、細粒・顆粒のコーティングが可能となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1025Degussa.doc