2004年10月27日
上海、都市総合サービス分野で外資の潜在力を活用
産業は光電子、医薬、新素材、エネルギーなどのハイテクに重点
【カテゴリー】:海外
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 中国上海市は26日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで上海市の投資環境説明会を開いた。上海市人民政府政治協商会議主席の蒋以任氏を代表に、同市対外経済貿易委員会・外国投資工作委員会のリュウ(文にリ)錦屏副主任らが出席し、同市の経済状況や今後の外資導入の重点方針などを説明、企業進出を呼びかけた。

 蒋代表は「市のGDPは1990年の756億元に対し、03年には6,250億元(約755億ドル)と約9倍に伸び、上海港の年間貨物の扱い量が3億トン以上、金額にして2,012億ドルになり、中国大陸総額の4分の1を占めるまでになった。外国からの投資累計は契約ベースで820億ドル(実行500億ドル)を超えた。
 
 また外資の地域本部が79社、支社型会社が101社、R&Dが131社進出した。ことし8月までの対外貿易額が1,000億ドルを超え、外向型経済の傾向が一層強まった。上海には恵まれた地の利、すぐれたインフラ、人材、信頼できるサービス環境、裾野産業体系の完備、文化など6っの投資メリットがある」と強調した。
 
 リュウ副主任は「ことし8月までに外資プロジェクトが累計3万5,000件を超えた。日本の投資が一番多い。外資企業の利潤総額がことしは7,882億元で前年比53.9%増えた。上海に投資した日本企業の87%の経営が良好である。
 
 外資導入の重点としては、先進的な製造業(光電子、生物医薬、新・省エネルギー、新素材などの産業)の誘致、都市総合サービスの機能向上(とくに商業、貿易分野で)国際サービス業の移転(通信、交通、人材など)、多国籍企業の地区本部などの導入、サービス貿易分野や物流業での外資潜在力アップなどだ」と語った。
 
 印象としては都市総合サービス業やハイテク産業の育成、強化がねらいとみた。ただ、すでに確立した情報、金融、商業貿易、自動車、不動産、プラントなどの柱産業の基盤は維持する考え。