2004年11月01日
信越ポリマー、樹脂サイディング市場に本格参入、新シリーズ発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:信越ポリマー

 樹脂加工大手の信越ポリマー(本社: 東京都中央区、日浦致社長)は1日、住宅用(家屋)外壁化粧材の樹脂製サイディング「ポリマパネル」シリーズの新製品として「SPシリーズ」と「DXシリーズ」をラインアップし、本格販売を開始したと発表した。

 このところ需要が増加傾向にある、国内の樹脂製サイディング市場に本格参入した。塗装に代わる住宅リフォーム用外壁化粧材として、住宅メーカー、リフォームメーカー、工務店、建築設計事務所などに積極的に販売展開し、樹脂製サイディングの市場拡大を目ざす。

 新発売の「ポリマパネル」SP/DXシリーズは、重ね合わせ部に折り返しをつけ、強度をアップした。ベーシックな色調で価格的にもリーズナブルなSPシリーズと、濃色や木目柄などのDXシリーズ(アイコア社)を品揃えし、カラーバリエーションを実現した。

 高温多湿で周囲を海に囲まれた日本は、カビや腐食、海岸沿いに多い塩害・潮風、酸性雨などによる家屋外壁の被害ガ多く、この予防策として、樹脂製サイディングの需要は今後さらに増加すると見られている。
 
 また、樹脂製サイディングは、金属性サイディングに比べて衝撃性に優れ、さびや腐食に強く、軽量で施工が容易なため工期も短縮できるなどの特徴がある。このため外壁のリフォーム用化粧材として注目されているという。

<信越ポリマー>
ホームページ http://www.shinpoly.co.jp/

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2796