2004年11月02日
三菱化学、次世代超低公害ディーゼル車用尿素水を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:日本化成、三菱化学、NEDO

 三菱化学は2日、次世代超低公害ディーゼルトラックに導入される尿素SCRシステムに対応する高品位の尿素水を開発したと発表した。12月1日からグループ企業である日本化成(本社:福島県いわき市、一万田道敏社長)で製造・販売を開始する。

 尿素SCRシステムとは、ディーゼルトラックのエンジンから接続される排気管内に尿素水を噴射し、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を無害な水と窒素に分解することで、排気されるNOx量を大幅低減する超低公害技術のこと。

 三菱化学では、02年からNEDOの「高効率クリーンエネルギー自動車の研究開発」に参加し尿素SCRシステムの研究を進めてきた。また、長年の尿素関連のノウハウを活かして、時間経過や温度変化による尿素水内の不純物の生成を抑制する技術を確立し、今回SCRシステムに適した高品位尿素水の開発に成功した。

 日本化成は、小名浜工場(年産能力 2.3万キロリットル)と、黒崎工場(同1万キロリットル)の東西2ヵ所に国内最大の高品位尿素水製造能力を持つことになり、今後はユーザーのニーズに合わせた最適な製品の供給が可能となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1102mitsubishi.doc