2004年11月18日
ポリオレフィンの出荷、10月は軒並み前年割れ
生産も3樹脂揃って前年を下回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィン3樹脂の10月の出荷数量は軒並み前年同月の実績を下回った。3樹脂が揃って前年を割り込むのは昨年11月いらい1年ぶり。また、生産量も3樹脂全てが前年同月を下回った。これは昨年7月いらい15ヶ月ぶりのこと。
 
 ポリオレフィン3樹脂の10月出荷量を前年同月に対比すると、LDPE8%、HDPEは5%、PPは2%それぞれ縮小している。PSも6%減となっているので、10月は汎用4樹脂全てがマイナス成長になったことになる。
 ポリオレフィン3樹脂が軒並み前年を割り込んだのは、国内向けが全体に不振であったのに加えて輸出がPPの5%増を除いて大幅に落ち込んだため。LDPEは国内向けが5%減、輸出も27%減となり、HDPEは国内向けこそ0.02%増えたものの輸出が32%もの大幅減となった。PPは国内向けが3%減ったため輸出の5%増をカバーできなかった。
 
 国内向けが全体に不振であったのは、LDPEのフィルム用品種やHDPEならびにPPの射出成形用品種など主要品種が揃って大幅な減少となったため。いずれもこれまでの先行需要の反動が出たのではないかと見られている。
 
 もっとも、生産も減ったので月末在庫は3樹脂全てが前年同月を下回っている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/11184jushi.TIF