| 2004年11月18日 |
| 中国紹興市が日本企業を積極的に誘致、観光も |
| 07年でGDP1人当たり4,500ドルをめざす |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国浙江省の紹興市から王永昌市長を団長とする訪日代表団約150人が来日、16日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで投資および観光環境の説明会を開いた。市は政治家・周恩来、魯迅、書聖・王義之などの出生地と知られ、わが国ではとくに紹興酒の産地、水郷の町として有名。 揚子江デルタの南部、浙江省の中北部(杭州と寧波の中間)に位置し、紹興県、新昌県、越城区など6県・市・区を統括している。杭州国際空港まで車で1時間。総面積8,256平方キロ、人口443万人。03年のGDPは1,000億元(1元は13円)、1人当たりのGDPは3,000ドル余、っ中国の総合力ベスト100の都市で42位、浙江省で9位にランクされている。日本とは古くから交流があり、兵庫県西宮市、静岡県富士宮市、富山県南砺町と友好姉妹関係を結んでいる。 紹興市は科学的発展をめざして工業で都市を立て、開放で都市を振興、文化で都市を強め、合力で都市を戦略的に建設するという方針で、07年までに1人当たりGDPを4,500ドル、2015年までに1万ドルを達成する方針。03年の工業生産額は4兆1,000億円、貿易総額は6,500億円。 外資系企業の投資は3,200社、1兆2,000億円。11の工業開発区を持つ。日系は200社、投資5,900億円となっている。 電力は180万kw、水の供給は1日170万トン、下水処理60万トン。全国最高レベルの光ファイバー使用率と携帯・固定電話の普及率が高い。 産業は国家レベル企業46社とハイテク企業70社の集中的発展がみられるIT(情報技術)や中国全生産の90%を占める真空蛍光表示装置VFDの開発製造基地を持つ電子。そして自動車部品、クーラーなどの機械、化学、医薬、衣料、食品など幅広い。民間企業の生産が99%を占めるという民主導の都市で、とくに歴史的に紡績紡織業(約60%)のウェートが高い。 既存の杭州湾紹興工業新区(企画面積350平方キロ)に加えて、市は袍江工業区の建設に全力をあげている。IT産業、紡績、食品飲料、生物医薬、プラスチックなどのハイテク業種を育成する方針。同工業区は2020年までに66平方キロの用地に25万人が活躍する工業用地とする計画。 同工業区は上海−杭州−寧波を通る高速道に沿ってつくられおり、紹興市内まで2キロ、上海まで200キロ、寧波まで100キロの距離。杭州湾をまたぐ杭州湾大橋(上海−南寧)が2008年初めに完成すると、上海との所要時間が大幅に縮まる。 紹興市の大学は5校、卒業生年間約5,000人、専門学校80校同2万人。外国語学院の卒業生は1,500人(日本語200人)。給与は管理職1,500〜2,000元、技術職1,000〜2,000元、作業員500〜1,000元。各種保険費用は給与の約10%。 |