2004年11月22日
三菱化学、Jエナジー、鹿島石油の3社「包括的連携」強化
原料・製品の「最適生産」目ざす
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:鹿島石油、ジャパンエナジー、三菱化学

 三菱化学、ジャパンエナジー、鹿島石油の3社は22日、鹿島地区の石油精製と石油化学事業にまたがる「包括的な連携強化」に向けた具体的な方策について、検討を開始することで合意したと発表した。
 
 3社の事業が激化する国際競争の中で勝ち残っていくためには、一層高度な連携強化が不可欠と判断した。
 
 3社はすでに5月から石油精製・石油化学の領域を越えて原料、主製品を含めた体質強化策の可能性について協議を行ってきた。この結果、さらに具体的な検討を行いたいとして、フィージビリティ・スタディを実施することにした。
 
 具体的には、共同投資も視野に入れ、原料の効率的調達・生産を目的とした「原料適正化」と、環境に配慮した石油製品、プロピレン等のオレフィン製品およびベンゼン・パラキシレン等のアロマ製品の効率的増産を目的とした「最適生産」をテーマに、今後1年間をめどに詳細な検討を行う。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1122mitsubishi.doc