2004年12月03日
ライオンデール・ケミカル、ミレニアムとの統合完了
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:ライオン

 ライオンデール・ケミカル社はミレニアム・ケミカル社との統合を完了し、12月1日に北米第3位の総合化学会社、新ライオンデール・ケミカルが誕生した。同社は旧ミレニアム及び両社のJVのエクイスター・ケミカルを100%子会社とした。

 ライオンデールは、旧ARCOの化学部門(ARCOの石油部門はBPと合併)で、直接酸化法(PO/SM,PO/TBA)によるプロピレンオキサイド事業で飛躍的に発展した。MTBE、POの世界トップメーカーでSMでは米国最大の外販メーカー。またミレニアムは世界第二位の酸化チタンメーカーだった。

 エクイスター・ケミカルは1997年にライオンデール、エクイスターとオキシデンタル石油が設立した化学会社で、オレフィンとEO、EG、ポリエチレンを製造。2001年にオキシデンタルがライオンデール株を取得する代わりにエクイスターの持分をライオンデールに売却していた。