| 2004年12月06日 |
| 出力5倍の家庭用「マイクロ風車発電機」来年発売 |
| 酉島製作所が開発 太陽電池に対抗 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
風の流れを乱すことによって風車の出力(発電量)を2〜5倍に高めるという新型のマイクロ風車が来年中頃までに出現することになった。 ローター(回転翼)をメガホン型の構造物(デフューザ)で覆うことによって出口側に風の渦を発生させ、多くの風を呼び込ませるという仕組み。気圧が下がって、風速が高まれば、発電量はこれまでのプロペラ風車に比べて2〜5倍になるというわけだ。低騒音の設計でもある。 このプロセスは九州大TLO(産学連携機構九州)が酉島製作所(大阪府高槻市、Tel:072-695-0551)と共同で開発した。12月初めに東京ビックサイトで開かれた展示会に出展、来年5月にも家庭用風力発電機「風レンズマイクロ風車」として発売することを明らかにした。 0.5キロワット、1.2キロワット、1.5キロワットの3機種をつくり、モニターセールスを行ったあと価格を決める。0.5キロワットの発電機は直径1800ミリ、定格風速毎秒12メートル、ローター直径720ミリ、翼数3枚、1.5キロワットは同3000ミリ、同直径12メートル、ローター直径1200ミリ、翼数3枚。 家庭用補助電源の市場としては、3キロワットを中心とする太陽電池発電システムがあるが、酉島では対抗できる水準でつくりたいとしている。同社は産業用ではこれまで40キロワット風車を生産しているほか、1500キロワット型を米GE社から輸入販売している。 |