2004年12月08日
帝人、100%子会社の帝人ソルフィルを吸収合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:DSM、帝人

 帝人は8日、特殊エンジニアリングフィルムを製造・販売している100%子会社「帝人ソルフィル社」(東京都千代田区、矢田部俊明社長)を2005年3月31日付で吸収合併すると発表した。

 帝人ソルフィルは1997年11月、オランダ・DSM社と折半出資会社により設立。2001年11月に帝人100%子会社となったが、急激な市場変化により、単独での事業推進は当面困難と判断し、グループ各事業とのシナジーを追求することにした。

 帝人を存続会社とする吸収合併方式をとり、帝人ソルフィルは解散する。投資損失の計上により約140億円、連結決算で約50億円の損失が発生する見込みだが、先に公表した当期業績予想には織り込み済みである。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1208teijin.TIF