2004年12月13日
中国政府、上海石油化工のMEG増設計画承認
【カテゴリー】:海外
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(上海発=特約)
 シノペック子会社、上海石油化工は高純度テレフタル酸(PTA)の能力を現有年産28万トンから40万トンに引き上げる計画を進めているが、このほど、中国政府から上海金山区でのモノエチレングリコール(MEG)の増設計画の承認を受けた。
 
 38万トンの第二プラントを建設するもので、第一プラント22万トンと合わせ、年産60万トンとなる。既に技術導入交渉をはじめており、2年後のスタートを目指す。
 
 原料エチレンは金山区の自社エチレンクラッカーから供給する。同社は現在、70万トンと15万トンの2プラントで合計85万トンのエチレン能力をもつが、来年をめどにこれを100万トンとし、数年後には140万トンに引き上げる考えである。このため原油精製能力も約6割増やす意向。

 MEGの中国での需要は2002年が302万トン、2003年で346万トン、これに対して国内生産はそれぞれ91万トン、97万トンであった。中国ではPTAの増設計画が相次ぎ、2ー3年で自給体制が出来上がるが、原料MEGについては数年間は不足状況が続くとみられている。